カレンダー予約 事例別利用ガイド
カレンダー予約機能を活用するにあたり、一般的な利用方法を紹介します。 利用方法に合わせた設定方法の参考に活用してください。
一部機能の制約がある箇所についても説明しています。
例1:法律事務所 (1人の担当者に対して個別相談の予約を受け付ける場合)
1人の担当者に対して、お客さま1人の予約を受け付ける場合
例) 個別の面談、商談、コンサルティング、各種個別相談
この例では、法律事務所の場合を紹介します。
- 相談内容に応じて、予約時にお客さまに選んでもらうコースを設定しておくことができます。
- コースごとに所要時間や必要に応じて目安の料金を設定しておくことができます。
- 相談予約時に取得したい情報の入力フォームを作成できます。
例2:レンタルスペース (場所を貸し出す場合)
場所に対して貸出や利用の予約を受け付ける場合
利用できる時間帯や条件がそれぞれ異なる場合
例) レンタルスペース、会議室、コワーキングスペース、スタジオ、イベント会場、飲食店の座席など
この例では、レンタルスペースを運営している場合を紹介します。
予約枠に場所 (レンタルするスペース、部屋) を設定し、コースで利用時間を設定してお使いいただけます。
一部のお部屋が改修中でしばらく予約を受け付けることができないなどの場合、非表示にしておくことができます。(画像のスペースD)
コースは時間指定ができるので、利用時間、スペースごとのコースを用意します。
それぞれの部屋の種類、利用時間によって値段が違う場合、この例のようにそれぞれ用意する必要があります。
すべてのお部屋で値段が同じ場合は、1時間、2時間、3時間…といったコースのみを用意してください。
初期状態では、非表示以外のすべての予約枠とコースが友だち予約画面に表示されるため、スペースAの予約枠を選択してもスペースBのコースを選択することができてしまいます。
このような状態を避けるために、予約枠とコースの紐づけ設定が可能です。
スペースAの予約枠にはスペースAのコースのみ、スペースBの予約枠にはスペースBのコースのみと、予約枠とコースの組み合わせを設定できます。
予約枠とコースを紐づけることで友だち予約画面で誤った予約が起きてしまうのを防ぐことができます。
予約枠とコースの組み合わせが制限されるのは友だちからの予約のみです。管理者が予約する場合は自由に組み合わせを選択できます。
同じスペースを同時に利用できるのが1組のお客さまであれば、予約枠の同時予約可能数は「1件」にしておきます。
「新規予約リクエスト」は全承認にしておくと、お客さまが予約したらすぐに予約が確定になりますが、予約枠とコースを間違えてしまったお客さまがいないか、あるいは、利用用途が適しているか、などをチェックしたい場合は、リクエスト制にしておくこともできます。
リクエスト制にした場合は、すでに予約の依頼がある枠でも他の人も予約の依頼をすることができてしまうので、運用上問題ないかご確認ください。
同意事項を利用すると、予約枠とコースの選択についての注意や、通常のスペース利用上の注意事項を記載できます。
予約情報取得項目では、利用用途や会員番号などを入力してもらう項目を作成できます。
利用人数を入力させたい場合は、整数のみが入力できるテキストの項目を用意することもできます。
- ただし、予約枠で選択したスペースの収容可能人数を超えているかなどの判定はできません。
- 超えていないことを確認してから予約確定としたい場合、リクエスト制の設定を行なってください。
予約受付時間設定とシフトの組み合わせで時間の条件を設定する
場所ごとに予約を受け付ける時間が異なっている場合、予約受付時間とシフトを使って設定します
予約受付時間は、すべてのスペースの予約できる時間帯を網羅している時間になるようにしておきます。
また、すべての場所の利用時間が同じ場合は、予約受付時間設定を行うことで設定できます。
シフトは、予約枠が利用できる時間帯を指定するものです。
この項目を設定することで、スペースごとに異なる利用可能時間を設定できます。
シフトを使う場合は「予約枠/コース設定」画面>予約枠の「シフト連動」にチェックを入れます。
レンタルスペースでの有料貸し備品も予約の対象にしたい場合
「コース」で、備品付きのプランを用意することで対応が可能です。時間利用分の料金と、時間分の備品の料金の合計を、コースの料金に設定してください。
今後、1つの予約に複数のプランを設定できる機能追加を予定しています!
例3:陶芸教室 (同時に複数人が申し込める場合)
1つの予約時間に対して、複数人が申し込むことができる場合
例) 先生1人に対して複数人が参加するカルチャースクール、1対2の個別指導塾、少人数の説明会など
この例では、体験授業を受け付けるカルチャースクールの例を紹介します。
通常の授業がない時間帯に体験授業をカレンダー予約で受け付ける場合、このように空き時間を「予約受付時間」とすることができます。
コース・予約受付時間を組み合わせると、ご希望の開始時間のみの受付ができるようになります。
例) コース設定でコースの所要時間を2時間30分に設定
予約受付時間を2時間30分の範囲に限定
【友だち予約画面】
コース選択時に友だちが選択できる時間帯が限定されます。
また、「全体の予約可能数」を設定することで、同じ時間に体験授業を受けられる人数を制限できます。
※先生が複数人いる場合は、先生ごとに「予約枠」を使います。その場合、予約枠の「同時予約可能数」を設定してください。
例4:英会話教室 (複数の担当者がいて、それぞれの枠に複数人が申し込める場合)
1つの予約時間、担当者 (先生など) に対して、複数人が申し込むことができる場合
例) 先生1人に対して複数人が参加するカルチャースクール、1対2の個別指導塾、少人数の説明会など (担当者が複数いる場合)
この例では、オープンクラスの英会話教室の例を紹介します。
教室全体の営業時間を「予約受付時間」、先生ごとの担当時間帯を「シフト」に設定します。
「予約枠/コース設定」の予約枠の設定項目「シフト連動」にチェックを入れることで、友だちはシフトが設定されているところのみ予約できるようになります。
予約枠の「同時予約可能数」を設定することで、1人の先生のクラスに参加できる人数を設定できます。
この場合、予約枠設定で「予約時の選択設定」を必須にする必要があります。
先生を選ばずに予約できるようにすることも可能ですが、「全体の同時予約可能数」を設定する必要があります。
時間帯によって受け付けられる人数が異なる場合には、「全体の同時予約可能数」を用いても制御することはできません。
- 「何か月先の予約まで受け付ける」といった制御ができません。
- シフトが設定されている範囲での予約を受け付けることができます。
管理者が管理画面から手動で予約を入れる場合は「シフト外の時間」にも予約を入れることができます。 予約を入れようとすると確認画面が表示され、【OK】ボタンをクリックすると予約を入れることができます。
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